B9 合流支援のためのシミュレーション環境の構築及び技術開発

加速レーンが短い高速道路等合流部では、自動運転（AD）車は、合流直前まで本線車両挙動センシングができず、円滑な自動合流が困難で、この課題解決のため「合流支援システム」検討が進行中です。本研究開発では、加速レーンが短い「首都高速5号池袋線下り東池袋入口」での合流支援シミュレーション環境を構築し、「合流支援システム」早期実現に向けて、AD車20～30%普及時の支援導入効果とコンセプト成立性を検証しました。

【技術開発概要と成果】

シミュレーション検証した合流支援システム

支援導入シミュレーションによる合流AD車挙動変化（合流時の前後車両との関係改善）

さらなる分析や今後の事業展望に向けた提言

●合流支援システム効果向上のため、合流しやすい本線交通流づくりをステークホルダー間で継続検討し、官民連携でインフラ整備や車載開発等の社会実装に向けた取組を推進。